「弁当とは」

 

幼稚園の頃から、小学校、中学校、高校、もしかすると、大学まで弁当を利用している人というのは多いと思います。高校と大学になってくると、弁当を作っている人もいると思いますが、売店などもあるので、作っていない人もいないと思います。

その弁当というのは、どのようなことから、「弁当」という名前になったのでしょうか。

今回は弁当について紹介していきたいと思います。

弁当というのは、「好都合」や「便利なこと」を意味する中国南宋時代の俗語、「便當」が語源になっていて、「便當」が日本に入り、「便道」や「辨道」などの漢字も当てられていました。そして、「弁えて(そなえて)用に当てる」ということから「辨當」の字が当てられて、「辨當箱」の意味として使われたと考えられています。

 

日本での弁当の歴史は、平安時代まで遡ります。当時は「頓食(とんじき)」と呼ばれていたおにぎりの他に、「干し飯(ほしいい)」または「糒(ほしいい)」と呼ばれていた調理済みの乾燥米が携帯食料として利用されていました。「干し飯」は小さな入れ物に保管することができて、そのまま食べることもでき、干し飯を水に入れて、煮るなどをして食べられていることがありました。そこから、安土桃山時代には、現代でも見られるような漆器の弁当箱が作られるようになり、この時代から、弁当は花見や茶会といった場で食べられるようになりました。

そして、江戸時代になると、弁当はより広範囲に広がっていきました。現在でも、「幕の内弁当」というのは、人気だと思いますが、この「幕の内弁当」は江戸時代に作られ始めました。

「幕の内弁当」の名前の由来は、能や歌舞伎を観覧する人々が幕間にこの特製弁当を食べていたためにこの名前がついたという説があります。

明治時代には、鉄道駅で最初の「駅弁」が発売されました。おおむね、1870年代後半~1880年代前半にかけての時期で販売が始まったと言われています。

このように、弁当というのは平安時代から作られていて、多くの人の知識などにより今の弁当ができてきました。